最近、NASA(アメリカ航空宇宙局)のキュリオシティが撮影した写真に「火星を歩く不思議な宇宙人女性」が写っているとネットで上がっている。アノマリーハンター(ここでは月や火星などの地表の写真をくまなく調べて不思議なものを探し出すマニアたちのこと)がNASAのJPL(ジェット推進研究所)のウェブサイトに上げた写真で、拡大すると「女性」に見える。大きさは8~10センチ。2015年6月20日にこの画像がYouTube動画にアップされると、閲覧数は30万回を超え、さまざまな意見が飛び交っている。一方、NASAはこういう写真は「パレイドリア」といって、見る人の心に応じてどのようにも見えるという心理的現象だと主張する。これに対してアノマリーハンターたちは「パレイドリアなどではない」とはねつけている。(INQUISITR Aug 5. 2015)
火星探査車キュリオシティやローバーが地表を撮影してNASAに送信してきている画像はNASAのウェブサイトにアップされているのだが、それをくまなく調べて宇宙人やその痕跡が写っていないか調べまくっているマニアたちがいる。これまでも数多くのモノが発見されている。ゴムや花、古代の彫像のようなもの、鶏の骨のようなもの、あるいはゴールドCDディスクなど器物系から、生き物に見えるもの、宇宙人と思しきものなど、さまざまに写り込んでいる。NASAが言っているように、いずれも「見ようと思えばそのように見える」もの、パレイドリアと斬って捨てればそれでおしまいだ。ただ今回の物件はちょっと鬼気迫るものがある。すらりとしたロングヘアの女性がなびくような長物をまとって立っているように見える。もしこれが自然物で、長い年月をかけて風化してできた岩石だったらどうか。それこそあり得ないだろう。手のひらに乗りそうなサイズだが、宇宙人的にはなんら問題はない。地球だって、スティック状のナイトクローラーや南米によく出るノーム(とんがり帽の30センチぐらいのおじさん)、日本の「小さいおじさん」など、小さいサイズのものはけっこう出没しているのだから。
アカイ★コウジ