KATSUNOI YAMASHITAさん(兵庫県)

30人で目撃!表面の模様が縦横無尽に動き回る金色のUFO

今から20年前の、阪神淡路大震災の1年前。場所は兵庫県尼崎市と宝塚市を結ぶ、尼宝線と言われる国道沿いの、マンション工事現場でのこと。

僕はマンションの型枠工事に、職人たちを10名ほど連れて携わっていました。ある時、クレーンで材料を吊り上げ、リモコンで操作中のうちの職人が、吊り荷の旋回を中断し、真上の空をじっと見ています。僕が、危ないから早く降ろすように言うと、親方、ちょっと来て欲しい、と。職人の側まで行って、真上の空を見上げました。雲ひとつない真っ青な日本晴れだったのを、はっきり覚えています。

その空に、ほぼまん丸い銀色をした物が浮んでいました。高さは見当がつきません。飛行船の形じゃない。気球ならじっとそこにいない。風船や風に飛ばされたビニールも、じっといるわけがない。そのうち、職人たちが集まりだし、現場の所長、監督、自分たち以外の業者など、30人ほどの集団が出来ました。

皆で何だろうと言いながら、数分見上げていました。その間まったく微動だにしない。突然それが、方角で言えば北、宝塚の方向へまるで線を引くようにスーッと移動しました。皆から、動いた!と一斉に声が上がりました。それは数秒真っ直ぐに移動した後、またピタリと止まりました。止まった!と皆が騒ぐ。それはそこで微動だにせず数秒いた後、次は方角を東、伊丹空港の方向へ移動を始めました。今度はさっきよりも早いスピードで。

目の前にいた監督が、僕たちがレベルと呼ぶ測量機械を持っていた。僕はそれを監督の手から取ると、望遠鏡のようなその機械で、急いでピントを合わせようとしました。しかし高精度の機械のため、遠くの移動する物へは、中々ピントが合わない。それが移動する延長上に高圧線があったので、まずそこにピントを合わせて待ち構えた。そしてそれの影がレンズに入った瞬間、急いでピントを合わせた。

レンズの中に見たものは、ほぼ完全な球体。表面は全てが鏡に覆われたように、青空と日の光を写し出している。突起物は何もない。ただ、表面に黄色か金色をした丸いもようが、縦横無尽に動き回っていた。それの動きから球体だと確認できた。

その時僕は叫んだ。UFOや!それしか言葉が出なかった。

それと恥ずかしい話、初めて失禁というやつをやらかした。鳥肌が立ち、下半身のちからが抜けた。もう皆がパニックになり、やれ警察だ、自衛隊だ、TV局だと、言葉が飛び交った。と、突然それがレンズから消えると同時に、皆が叫んだ。消えたー!!

レンズから目を外して空を見ると、今居たはずのそれが、そこにいない。大騒ぎになり、空全域を皆で探し出した。誰かが叫んだ。あそこやー!と、見るとそれは、さっき進んでいた方向とは真逆の、はるか西方の上空に居た。それはまたそこで微動だにしない。

皆の声が小さくなり、終いには口を閉ざしたままそれをじっと見つめた。数秒が過ぎて、突然それは30人60個の目玉が見ている中で、フッと消えた。それが一体何だったのかは誰にもわからない。ただ、レンズの中ではっきりと見た僕には、これだけは言える。人間にこんなものが作れる訳がない。

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WANTED! 宇宙人!!
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