昔から女優、歌手、アイドルで、霊感があったり、UFOを見たことがあるという人は多い。この10月に誕生日を迎える、女優でモデルの水原希子さんもその一人だ。
「2012年に10台くらいのUFOを目撃した」と語る水原さん。「UFOはゆっくり広尾から銀座のほうに移動していました。撮影できるタイミングはあったのですが、天気が良すぎて撮影しても不鮮明で……」
10機というと、ちょっとした編隊(フリート)だ。そのレベルだと、国内では、那覇港(2014年)や大阪湾(2015年)のUFO目撃事例がある。水原さんが見たのは広尾上空のようだ。そんな都会のど真ん中でUFOが?と思われるかもしれないが、東京でも普通にUFOは目撃されている。なお東京でUFOフリートというと、2011年に新宿上空、2013年には六本木上空での事例がある。東京上空に大挙していても、なんらおかしくない。ただ視えるか、視えないかだけなのである。さいわい水原さんは霊感が強く、UFOも視えるタイプらしい。実際、水原さんは、ポルターガイスト体験をしているという。また、UMA(Unidentified Mysterious Animals、和製英語)にも関心があるという。
「発見されていないUMAがまだまだいる。人魚もそのひとつのはず。実際にいるのであれば、ぜひ人魚とも友達になりたい」
ネッシーやイエティ(雪男)ではなく、人魚を挙げてきたところが水原さんらしい。人魚なんてお伽話と思われるかもしれないが、海外ではけっこう目撃されたり、撮影されたりしている(もっともフェイクと非難されがちだが)。水原さんが語った人魚とは、まちがいなくマーメイドだろう。上半身が女性、下半身が魚類というおなじみの定番スタイルだ。だが男性人魚もいる。最近、9月末にYouTubeにアップされた、ポーランドの湖で回収された人魚(?)はマーマン、男性型人魚で……これは水原さん好みではあるまい。
水原さんは当然ながら、宇宙人にも関心がある。
「小さい宇宙人とも(友達になりたい)。宇宙人は頭もいいはずだから身の危険を知らせてもらったり、将来のことを予知して自分の進むべき方向を示してもらいたい。常に自分のカバンに入れて持ち歩いて、ちっちゃい宇宙人用に豪華な家も用意したい」と、宇宙人に半端なくラブコールしている。宇宙人も喜んで水原さんをアブダクション、じゃない、コンタクトしてくるのでは。
なんでも霊感の強さは曾祖母由来のようで、「(ひいおばあちゃんは)幽霊とかUFOとかよく目撃しました。ひいおばあちゃんは昔、気配を感じて家のドアを開けたらUFOがいて、宇宙人から『この家からオーラが出ているので遊びに来たけど、あなただったんですね』と言われたそうです」と告白。
やっぱり……孫の希子さんにも宇宙人が訪問してくる可能性は大かもしれない。気配を感じてドアを開けるとそこに宇宙人が。故ジョン・レノンもそうだった。生前、住んでいたダコタハウス(マンション)のドアの向こうにいたのは、4人の昆虫型宇宙人だった。水原さんの曾祖母が会った宇宙人はどんなタイプだったんだろう。
宇宙人にはいきなり人の家の壁とか天井とか通り抜けてくるのが多いが、このように正式に訪問するタイプもいるので、価値観はいろいろだ。
水原さんがこうしたカミングアウトをしたきっかけは、今年(2015年)の3月3日にオンエアされたミステリー番組、「カスペ!『21世紀なのにまだまだあった! 世界の何だコレ!? ミステリーSP!』」(フジテレビ系)だった。収録当日に台本を見て、初めて番組の内容が自分に関心があるテーマだと彼女は気づいたそう。
水を得た魚のように体験を告白し始めた水原さん。「UFOを見た」あるいは「UFOらしきものを見た」と、口火を切ることから、UFO後進国からの脱却の第一歩は始まる。そして、何か感じたら、ドアを開けてみて。
アカイ★コウジ